2015年 11月 28日
『お豆腐』をつくろう! の報告♪ |
11月11日(水)、17日(火)
熊谷家の「むかし家事教室」2015後期~『お豆腐』をつくろう!~
を開催いたしました~
前回の『洗い張り』をやってみよう!をうけて、なんとお着物でご参加された方も! こちら、全講座皆勤賞狙っておられます♪
今回は、【しまね田舎ツーリズムキャンペーン2015】のプログラムにも加えていただきまして、
両日とも定員をオーバーするほど大人気。
県内外より46名の方にご参加いただき、広ーい台所でも手狭状態。
みんなでワイワイ ガヤガヤ お豆腐作りをたのしみました~
ご参加くださった皆さま。ありがとうございました~~
ほらね。とっても楽しそうでしょ?
これは、一晩 水に浸した大豆を潰して、『生呉』を作っているところです。
むかし家事としては、“石臼”や“すり鉢”を使ってすり潰すところですが、
何度も試作を重ねた結果・・・
失敗の少ない、家でもつくれる方法として 泣く泣く“ミキサー”という文明の利器に頼ることにしました。
もう一つの文明の利器・・・時計。
タイムキーパーの号令のもと、ぴったり15秒。真剣! (笑)
『生呉』を鍋にうつし、火にかけます。
焦げ付きやすいので、みんなで交代しながら、木べらで混ぜつづけます。
またまた 文明の利器・・・カセットコンロ
ちなみに、コンロを漢字で書くと「焜炉」。七輪のような持ち運び可能な炉のことです。
また、この家庭用ガスコンロ「カセットフー」を初めて販売した岩谷産業の創業者 岩谷直治氏は、大田市出身です~~!
スミマセン。話をもとにもどします。
火にかけた『呉』を、熱いうちに漉し袋で漉します。
絞った液が『豆乳』。 袋の中に残ったのものが『おから』です。
できるだけ豆乳をたくさんとりたい!と、力の限り絞りました~
豆乳を火にかけ、『にがり』を投入します。
豆の成分とにがりがうまく反応すれば、3秒ほどで固まりはじめます。
その後、蓋をして10分ほど蒸らすと
『おぼろ豆腐』の完成!
今回は、竹ざるにうつして『ざる豆腐』にしました~
ざる豆腐は、このまま水気をきってからいただきます。
やわらかすぎた班。 ぼそぼそしてしまった班。
いろんなお豆腐ができましたが、どれも立派な手作り豆腐♪
お勉強。
お豆腐の作り方のおさらい。 お豆腐の歴史や、石見銀山との関わりについても勉強しました。
嘉永3年(1850)の資料によると、大森町でお豆腐を販売しているお店は、少なくとも6軒あったとか!お豆腐がいかに庶民に浸透していたかー大森がいかに町場であったかーなんてことを想像してワクワクしました。
今回ご参加いただいたみなさん、とても熱心な方々で、
「大豆からどうやったらお豆腐が出来るのか?知りたい!」 と、ご参加された方がほとんどのようでした。
そうなんです。
私たちは、お豆腐に限らず、日々口にしている食べものがいったいどのようにして作られているのか?
そのほとんどを知らないまま口にしています。
豆腐作りに必要な材料は、大豆とにがりと水。たったそれだけ。
工程は、潰して・火にかけて・漉して・火にかけて・にがりを入れる。ーと、意外に単純です。
しかし、実際にやってみると、固まらなかったり、苦くなったり・・・加減がわからずとても苦労しました。
結局は、長年の経験から生み出される「加減」、「勘所」 が大事!ということがよくわかりました。
世の中、知らないことだらけ。やってみないとわからないことだらけですね!!!
さて、こちらは?
だんごの粉に豆腐を混ぜて 『豆腐だんご』を作っているところ。
もっちもっちの豆腐だんごは、ぜんざいにしていただきました~
『お豆腐』。こんなにゆっくり味わったことあったかな?っていうくらい、ゆっくり噛みしめていただきました。
おいしい~!!! と大好評でした~
ご参加くださった皆さま。本当にありがとうございました。
チラシのように、すり鉢を使うと思ってご参加された皆さま。
大変申し訳ありませんでした。
来年は、『石臼』とか、『すり鉢』に特化した講座をしたら面白いかも? なんて、ひそかにワクワクしているオムラです。
************************
さて、
春から開催してまいりました 熊谷家の「むかし家事教室」2015
も、残すところ2講座となりました。
次回は、12月12日(土)、15(火)開催の~『縫いもの』をしよう! です。
今回の豆腐づくりでは、現在の便利な道具もいろいろ使いましたけど、
縫いものでは、写真にあるような昔の裁縫道具を使って、今のくらしにちょっと役立つ布小物を作ってみたいと思います!!!
これまたワクワクしますね~~~
熊谷家の「むかし家事教室」2015/後期~『縫いもの』をしよう!~
・日時:平成27年12月12日(土)、15日(火) 13:00~16:00
※2日の内、どちらかご希望の日をお選びください。
・申込み、問合せ:重要文化財熊谷家住宅 電話0854-89-9003
只今、申込み受付中~~~!
みなさまのご参加。 心よりお待ちいたしております~~~
熊谷家の「むかし家事教室」2015後期~『お豆腐』をつくろう!~
を開催いたしました~
前回の『洗い張り』をやってみよう!をうけて、なんとお着物でご参加された方も! こちら、全講座皆勤賞狙っておられます♪
今回は、【しまね田舎ツーリズムキャンペーン2015】のプログラムにも加えていただきまして、
両日とも定員をオーバーするほど大人気。
県内外より46名の方にご参加いただき、広ーい台所でも手狭状態。
みんなでワイワイ ガヤガヤ お豆腐作りをたのしみました~
ご参加くださった皆さま。ありがとうございました~~
ほらね。とっても楽しそうでしょ?
これは、一晩 水に浸した大豆を潰して、『生呉』を作っているところです。
むかし家事としては、“石臼”や“すり鉢”を使ってすり潰すところですが、
何度も試作を重ねた結果・・・
失敗の少ない、家でもつくれる方法として 泣く泣く“ミキサー”という文明の利器に頼ることにしました。
もう一つの文明の利器・・・時計。
タイムキーパーの号令のもと、ぴったり15秒。真剣! (笑)
『生呉』を鍋にうつし、火にかけます。
焦げ付きやすいので、みんなで交代しながら、木べらで混ぜつづけます。
またまた 文明の利器・・・カセットコンロ
ちなみに、コンロを漢字で書くと「焜炉」。七輪のような持ち運び可能な炉のことです。
また、この家庭用ガスコンロ「カセットフー」を初めて販売した岩谷産業の創業者 岩谷直治氏は、大田市出身です~~!
スミマセン。話をもとにもどします。
火にかけた『呉』を、熱いうちに漉し袋で漉します。
絞った液が『豆乳』。 袋の中に残ったのものが『おから』です。
できるだけ豆乳をたくさんとりたい!と、力の限り絞りました~
豆乳を火にかけ、『にがり』を投入します。
豆の成分とにがりがうまく反応すれば、3秒ほどで固まりはじめます。
その後、蓋をして10分ほど蒸らすと
『おぼろ豆腐』の完成!
今回は、竹ざるにうつして『ざる豆腐』にしました~
ざる豆腐は、このまま水気をきってからいただきます。
やわらかすぎた班。 ぼそぼそしてしまった班。
いろんなお豆腐ができましたが、どれも立派な手作り豆腐♪
お勉強。
お豆腐の作り方のおさらい。 お豆腐の歴史や、石見銀山との関わりについても勉強しました。
嘉永3年(1850)の資料によると、大森町でお豆腐を販売しているお店は、少なくとも6軒あったとか!お豆腐がいかに庶民に浸透していたかー大森がいかに町場であったかーなんてことを想像してワクワクしました。
今回ご参加いただいたみなさん、とても熱心な方々で、
「大豆からどうやったらお豆腐が出来るのか?知りたい!」 と、ご参加された方がほとんどのようでした。
そうなんです。
私たちは、お豆腐に限らず、日々口にしている食べものがいったいどのようにして作られているのか?
そのほとんどを知らないまま口にしています。
豆腐作りに必要な材料は、大豆とにがりと水。たったそれだけ。
工程は、潰して・火にかけて・漉して・火にかけて・にがりを入れる。ーと、意外に単純です。
しかし、実際にやってみると、固まらなかったり、苦くなったり・・・加減がわからずとても苦労しました。
結局は、長年の経験から生み出される「加減」、「勘所」 が大事!ということがよくわかりました。
世の中、知らないことだらけ。やってみないとわからないことだらけですね!!!
さて、こちらは?
だんごの粉に豆腐を混ぜて 『豆腐だんご』を作っているところ。
もっちもっちの豆腐だんごは、ぜんざいにしていただきました~
『お豆腐』。こんなにゆっくり味わったことあったかな?っていうくらい、ゆっくり噛みしめていただきました。
おいしい~!!! と大好評でした~
ご参加くださった皆さま。本当にありがとうございました。
チラシのように、すり鉢を使うと思ってご参加された皆さま。
大変申し訳ありませんでした。
来年は、『石臼』とか、『すり鉢』に特化した講座をしたら面白いかも? なんて、ひそかにワクワクしているオムラです。
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さて、
春から開催してまいりました 熊谷家の「むかし家事教室」2015
も、残すところ2講座となりました。
次回は、12月12日(土)、15(火)開催の~『縫いもの』をしよう! です。
今回の豆腐づくりでは、現在の便利な道具もいろいろ使いましたけど、
縫いものでは、写真にあるような昔の裁縫道具を使って、今のくらしにちょっと役立つ布小物を作ってみたいと思います!!!
これまたワクワクしますね~~~
熊谷家の「むかし家事教室」2015/後期~『縫いもの』をしよう!~
・日時:平成27年12月12日(土)、15日(火) 13:00~16:00
※2日の内、どちらかご希望の日をお選びください。
・申込み、問合せ:重要文化財熊谷家住宅 電話0854-89-9003
只今、申込み受付中~~~!
みなさまのご参加。 心よりお待ちいたしております~~~
by kumagai-ke
| 2015-11-28 14:15
| 重要文化財