2013年 07月 08日
【夏の『雑もの茶会』】 の、うら話 です。 |
さて、ここからは『雑もの茶会』の うら話です。
このあたりで、昔から祝い事などによく作られた【箱寿司】。 こういう状態で見る機会は少ないと思いますのでご紹介。
外の木枠をはずして 専用の定規を使って切り分けているところです。
枠にはいろんな大きさのものがありますが、これは、一つの木枠で3段作れるタイプのものです。1段30個×3段で、一度に90個作れます。
ちなみに、お米は一升五合。卵は20個使用しています!
何してるかよく解らないと思いますけど・・・いろどりに寒天をのせてるところ。 赤と緑のカラフルな棒寒天をちぎって生のままのせます。 昔はいろどりにこういうものを使ったのだそうです。
なかなか思い通りにいかないので、マスクの下で「えい くそ!」と つぶやいています。
これ、これ~! 【亀の手】です!
ビックリされたかもしれませんが、亀の手 ではなく、亀の手のような形をした貝です。
世の中には不思議な生き物がたくさんいますね。海岸部では汁にしたり、酒の肴やおやつとしても、食べられるのだそうです。
亀の手の殻むき。流れ作業。
ダシをとり終えた亀の手の手首部分?の殻をむいて、吸い物の実にします。 とってもいいダシが出ます!
こちらは、お菓子【ほたる】 の中身です。
さらにその中に入っているのがコレ。 シソの梅酢漬けです。(隠し味なので、ほんのちょっとだけ)
ミニトマト150個の湯むき。 頑張りました~
これは、甘酢に漬けて漬物にしました。 大好評でした~
たくさんの料理を一度に作る というのは、本当に大変な作業ですね。
熊谷家の台所が広い理由が、よく解ります。 きっと大勢の女中さんが、こうして働いておられたんだろうな~と思います。
これは、宴がはじまる直前の膳棚。 私はこの風景が大好きです。
お花を生けているところ。
オカトラノオ・シモツケソウ・ササユリ・ヤハズカヤ・ナツハゼ 季節の野の花はどれもとても素敵です。 ただし、ちょうどいいタイミングで咲いてくれるとも限りません。 「まだ咲くなよ~」とささやき続けたかいあって、ササユリもちょうどいい具合に花を咲かせてくれました~
さて、準備も整い お茶会本番。
さきほどまでの割烹着とほっかむりを脱ぎ捨て、ドレスア~ップ♪
水屋での1枚。
余裕な者、準備の疲れからか放心状態な者、 次の自分の仕事が何か必死でおさらいしている者、頭隠して尻隠さずな者、そして とんでもない一瞬の表情を撮られてしまった者・・・
なごやかな宴の最中の 水屋は、大体こんな感じです。
たまたま娘時代に作ってもらった絞りの浴衣がかぶってしまった3名。写真に写ってない者がもう1名いますので、実際は4名。
こんな絞りの浴衣が流行った時代があったんですね~
面白がって「絞り4姉妹」と名づけるも、誰が長女かでちょっともめる (タイシテチガワナイトオモイマスケド・・・)
最後は、参加者の皆様を笑顔でお見送り
でも、作り笑いではなく、自然と出た 心からの笑顔。
イベントは、スタッフにとっても、とても楽しい行事なのです。
日々の掃除、来館者へのガイド、イベントの企画から運営まで・・・現在「家の女たち」は、総勢14名で活動しています。
一緒に働いてみたい!!
そんな熱意のある方、大歓迎です♪
このあたりで、昔から祝い事などによく作られた【箱寿司】。 こういう状態で見る機会は少ないと思いますのでご紹介。
外の木枠をはずして 専用の定規を使って切り分けているところです。
枠にはいろんな大きさのものがありますが、これは、一つの木枠で3段作れるタイプのものです。1段30個×3段で、一度に90個作れます。
ちなみに、お米は一升五合。卵は20個使用しています!
何してるかよく解らないと思いますけど・・・いろどりに寒天をのせてるところ。 赤と緑のカラフルな棒寒天をちぎって生のままのせます。 昔はいろどりにこういうものを使ったのだそうです。
なかなか思い通りにいかないので、マスクの下で「えい くそ!」と つぶやいています。
これ、これ~! 【亀の手】です!
ビックリされたかもしれませんが、亀の手 ではなく、亀の手のような形をした貝です。
世の中には不思議な生き物がたくさんいますね。海岸部では汁にしたり、酒の肴やおやつとしても、食べられるのだそうです。
亀の手の殻むき。流れ作業。
ダシをとり終えた亀の手の手首部分?の殻をむいて、吸い物の実にします。 とってもいいダシが出ます!
こちらは、お菓子【ほたる】 の中身です。
さらにその中に入っているのがコレ。 シソの梅酢漬けです。(隠し味なので、ほんのちょっとだけ)
ミニトマト150個の湯むき。 頑張りました~
これは、甘酢に漬けて漬物にしました。 大好評でした~
たくさんの料理を一度に作る というのは、本当に大変な作業ですね。
熊谷家の台所が広い理由が、よく解ります。 きっと大勢の女中さんが、こうして働いておられたんだろうな~と思います。
これは、宴がはじまる直前の膳棚。 私はこの風景が大好きです。
お花を生けているところ。
オカトラノオ・シモツケソウ・ササユリ・ヤハズカヤ・ナツハゼ 季節の野の花はどれもとても素敵です。 ただし、ちょうどいいタイミングで咲いてくれるとも限りません。 「まだ咲くなよ~」とささやき続けたかいあって、ササユリもちょうどいい具合に花を咲かせてくれました~
さて、準備も整い お茶会本番。
さきほどまでの割烹着とほっかむりを脱ぎ捨て、ドレスア~ップ♪
水屋での1枚。
余裕な者、準備の疲れからか放心状態な者、 次の自分の仕事が何か必死でおさらいしている者、頭隠して尻隠さずな者、そして とんでもない一瞬の表情を撮られてしまった者・・・
なごやかな宴の最中の 水屋は、大体こんな感じです。
たまたま娘時代に作ってもらった絞りの浴衣がかぶってしまった3名。写真に写ってない者がもう1名いますので、実際は4名。
こんな絞りの浴衣が流行った時代があったんですね~
面白がって「絞り4姉妹」と名づけるも、誰が長女かでちょっともめる (タイシテチガワナイトオモイマスケド・・・)
最後は、参加者の皆様を笑顔でお見送り
でも、作り笑いではなく、自然と出た 心からの笑顔。
イベントは、スタッフにとっても、とても楽しい行事なのです。
日々の掃除、来館者へのガイド、イベントの企画から運営まで・・・現在「家の女たち」は、総勢14名で活動しています。
一緒に働いてみたい!!
そんな熱意のある方、大歓迎です♪
by kumagai-ke
| 2013-07-08 14:01
| 重要文化財