2016年 09月 06日
『旅するひと皿』のこと。 |
8月30日(火)、31日(水)
『石見銀山 旅するひと皿』が開催されました~
東京・千葉・神奈川・茨城・岐阜・奈良・兵庫・広島・佐賀・島根から、
お鮨・イタリアン・お蕎麦・チーズ・生ハム・・・・・・・・などなど、22人の食のプロたちが集結。
町並みの6件の古民家で特別な一皿をふるまってくれるーというもの。
この2日間。
世界遺産石見銀山の町並みは、食のフェスティバルと化し、
重要文化財熊谷家住宅は、なんと、「カレーのアキンボ」になりました!
「カレーのアキンボ」ってどんなお店?
ネットで調べるかぎり、どうやらものすごいお店らしい!
なんでも、佐賀県で、1日20人、完全予約制。メニューはコースのみ!?
それを、川岸真人さんって人が一人でやってるらしい!?
情報は不確かながら、
もしもそんな方が、この熊谷家住宅でひと皿をふるまってくださるなら
それは、きっと、とってもステキな2日間になる!
******************
重要文化財熊谷家住宅は、江戸時代、鉱山業や酒造業、代官所の御用商人などを務めた町並みで最大規模の商家です。 屋敷は享和元年(1801)建築。平成10年に国の重要文化財の指定を受け、平成19年には、銀鉱山跡、代官所跡、街道などとともに、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
重要文化財 熊谷家住宅 H.P
重要文化財 熊谷家住宅 F.B
『石見銀山 旅するひと皿』が開催されました~
東京・千葉・神奈川・茨城・岐阜・奈良・兵庫・広島・佐賀・島根から、
お鮨・イタリアン・お蕎麦・チーズ・生ハム・・・・・・・・などなど、22人の食のプロたちが集結。
町並みの6件の古民家で特別な一皿をふるまってくれるーというもの。
この2日間。
世界遺産石見銀山の町並みは、食のフェスティバルと化し、
重要文化財熊谷家住宅は、なんと、「カレーのアキンボ」になりました!
「カレーのアキンボ」ってどんなお店?
ネットで調べるかぎり、どうやらものすごいお店らしい!
なんでも、佐賀県で、1日20人、完全予約制。メニューはコースのみ!?
それを、川岸真人さんって人が一人でやってるらしい!?
情報は不確かながら、
もしもそんな方が、この熊谷家住宅でひと皿をふるまってくださるなら
それは、きっと、とってもステキな2日間になる!
そんなワクワク感とはうらはらに、
この「旅するひと皿」、とにかく初めての事だらけ。
やってみないと全くわからない・・・
たくさんの期待と不安を抱えつつ、イベント当日を迎えました。
こちらが、その川岸さん。
イベント前日に、一足先に熊谷家入りされた川岸さんは、
私たちが想像していたよりもずっとずっと小さい鍋とフライパンを抱えてやってきました。
おい、おい、大丈夫か? と、心の中でつぶやきつつ
「なにか、運ぶものはありますか?」 と聞くと、
「じゃあ、それを。」と
おそらく、ものすごく大事なものだと思われる何種類ものスパイスが入った箱を、サラッと運ばせちゃったり・・・
「お店の外の看板、勝手にネットから画像とっちゃったんですけど・・・これに書こうかなって思うんですけど、どうでしょうか?」と聞くと、
「あ、いいですね。」と、おもむろにボールペンを取り出して カリカリカリっと書き始め、
「ちょっと薄かったかな」っと言って、下に一本ピーっと線を引く。
なんというか、ものすごくおおらかな人。
そんな川岸さんに、私たちはもうメロメロでした。
こちらが、当日カレーレストランになった熊谷家の台所です。
いつもはこんな感じ。
事前予約があれば「ごはん炊き体験」も出来る、現役のおくどさん、さすがに今回は封印しました。
そして、こちらが今回の「特別なひと皿」♪
右側がレンズ豆。
野菜は、大田市川合町の周藤さんが手塩にかけて育てられたもの。
お米は、三瓶山麓ですくすく育った「うきぬの米」と川岸さん持参の古代米を、地元の公民館からお借りした大きなガス釜で炊きました。
そして器は、熊谷家の昭和レトロなお皿たちです~
おいしそう~~~
野菜たちも嬉しそうです♪♪
今回のお客様第一号は、私たちがいつも大変お世話になっているF学芸員ご夫婦でした。
ああ、うれしいな~ きっとステキが一日が始まる。
こちらが、その川岸さん。
イベント前日に、一足先に熊谷家入りされた川岸さんは、
私たちが想像していたよりもずっとずっと小さい鍋とフライパンを抱えてやってきました。
おい、おい、大丈夫か? と、心の中でつぶやきつつ
「なにか、運ぶものはありますか?」 と聞くと、
「じゃあ、それを。」と
おそらく、ものすごく大事なものだと思われる何種類ものスパイスが入った箱を、サラッと運ばせちゃったり・・・
「お店の外の看板、勝手にネットから画像とっちゃったんですけど・・・これに書こうかなって思うんですけど、どうでしょうか?」と聞くと、
「あ、いいですね。」と、おもむろにボールペンを取り出して カリカリカリっと書き始め、
「ちょっと薄かったかな」っと言って、下に一本ピーっと線を引く。
なんというか、ものすごくおおらかな人。
そんな川岸さんに、私たちはもうメロメロでした。
こちらが、当日カレーレストランになった熊谷家の台所です。
いつもはこんな感じ。
事前予約があれば「ごはん炊き体験」も出来る、現役のおくどさん、さすがに今回は封印しました。
そして、こちらが今回の「特別なひと皿」♪
右側がレンズ豆。
野菜は、大田市川合町の周藤さんが手塩にかけて育てられたもの。
お米は、三瓶山麓ですくすく育った「うきぬの米」と川岸さん持参の古代米を、地元の公民館からお借りした大きなガス釜で炊きました。
そして器は、熊谷家の昭和レトロなお皿たちです~
おいしそう~~~
野菜たちも嬉しそうです♪♪
今回のお客様第一号は、私たちがいつも大変お世話になっているF学芸員ご夫婦でした。
ああ、うれしいな~ きっとステキが一日が始まる。
この写真は2日目のもの。旅するひと皿関係者の方にお借りしました。 そう、私たち写真を撮る余裕なんて全くありませんでした。
常々、ごゆっくりおくつろぎいただけますようにーとばかり考えている私たちですから、
脳みその使い方が全く違う?っていうのかな・・・とにかく自分たちのキャパを遥かに上回る怒涛の2日間でした。
長い間お待ちいただいたり、順番が入れちがいになったり、売り切れて食べていただくことが出来なかったり・・・
常々、ごゆっくりおくつろぎいただけますようにーとばかり考えている私たちですから、
脳みその使い方が全く違う?っていうのかな・・・とにかく自分たちのキャパを遥かに上回る怒涛の2日間でした。
長い間お待ちいただいたり、順番が入れちがいになったり、売り切れて食べていただくことが出来なかったり・・・
準備不足で、多くの方にたくさん、たくさん、ご迷惑をおかけしました。
本当に、申し訳ありませんでした。
本当に、申し訳ありませんでした。
流れるような動作で、ひたすらフライパンをふり続けた川岸さんの後姿は、ずっと見ていたいくらい本当にステキでした。
ヘルプの加せべさん。野菜の下ごしらえから食器洗いまで、手早く、美しく、黙々とこなしてくださいました。
同じくヘルプの和田さん。ごはんの盛付けからホールの差配、厨房とホールとの橋渡しを、にこやかにかろやかにやってのけてくださいました。
食材を届けてくださった生産者のみなさん。ありがたくおいしくいただきました。
家の女たちのみんな。反省だらけの1日目からの立て直し、みごとでした。いろんなことを学びましたね。
いいチームでした。みんな、本当にありがとう。
「石見銀山 旅するひと皿」
おいしい香りと幸せな笑顔に包まれた2日間でした。
ヘルプの加せべさん。野菜の下ごしらえから食器洗いまで、手早く、美しく、黙々とこなしてくださいました。
同じくヘルプの和田さん。ごはんの盛付けからホールの差配、厨房とホールとの橋渡しを、にこやかにかろやかにやってのけてくださいました。
食材を届けてくださった生産者のみなさん。ありがたくおいしくいただきました。
家の女たちのみんな。反省だらけの1日目からの立て直し、みごとでした。いろんなことを学びましたね。
いいチームでした。みんな、本当にありがとう。
「石見銀山 旅するひと皿」
おいしい香りと幸せな笑顔に包まれた2日間でした。
日高さん、日比谷さん、塚本さん。私たちを巻き込んでくれてありがとう。
大森町民のみなさん。お騒がせしちゃってごめんなさい。
石見銀山にお越しいただいた皆さま。次はぜひ、歴史ある町並みをゆっくり散策してみてください。
旅する料理人の皆さま。ボランティアで参加された皆さま。関係者の皆さま。
本当におつかれ様でした。
石見銀山へようこそ!
石見銀山にお越しいただいた皆さま。次はぜひ、歴史ある町並みをゆっくり散策してみてください。
旅する料理人の皆さま。ボランティアで参加された皆さま。関係者の皆さま。
本当におつかれ様でした。
石見銀山へようこそ!
また会いましょう!
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重要文化財熊谷家住宅は、江戸時代、鉱山業や酒造業、代官所の御用商人などを務めた町並みで最大規模の商家です。 屋敷は享和元年(1801)建築。平成10年に国の重要文化財の指定を受け、平成19年には、銀鉱山跡、代官所跡、街道などとともに、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
重要文化財 熊谷家住宅 H.P
重要文化財 熊谷家住宅 F.B
by kumagai-ke
| 2016-09-06 19:53
| 石見銀山