2015年 07月 12日
夏のお茶会~ |
一年が驚くほどのスピードで やってきては過ぎてゆきます。
熊谷家の夏&秋の恒例イベント 『雑もの茶会』も、6月27日で、13回目を迎えました。
今回は、地元大田市の他、宮城県、千葉県、東京都、埼玉県、愛知県、松江市、出雲市、浜田市、江津市、津和野町より、定員ピッタリ30名の方がご参加くださいました~~
ご参加くださった皆さま。 どうもありがとうございました。
今回のお料理はこちら。
第一回の雑もの茶会から、唯一変わらないーてっぱん料理【箱寿司】。
このあたりの祝い事には欠かせないごちそうでした。
30人前の盛り付け。
熊谷家伝来の朱塗りの木皿にミョウガの葉を敷き、上には赤と緑の寒天を飾りました。
お吸い物は「とびっこ」。 つまり、トビウオのたまごです。
20匹分のたまごと、ダシをとるための成魚5匹は、地元のかまぼこ屋さんに分けていただきました。
が、箱を開けてみると、たまご40匹分!成魚15匹!!の大サービス。
さらに、15匹のうち5匹もたまごを抱えていたため『とびっこまつり』状態。
青味には、オカヒジキとミョウガを添えました。
お菓子はこちら♪ ういろう生地のお菓子です。
上新粉や餅粉などを混ぜて蒸した生地で黄身餡をつつみ、初夏の訪れを告げる梅の形に。
そんなお茶会の会場となるのがこちら。
かつて、幕府巡見使の接待などに使われた奥の間です。
葦戸を立て網代を敷いた夏のお座敷。
御簾は巻き上げて鉤(こ)にかけ、床の間には季節のお花と掛軸を飾りーお客様をお迎えします。
重厚な空気とピリッとした緊張感の中はじまったお茶会も、器の紹介あたりになると、すっかりなごやかな雰囲気に。
このお茶会の主役は、なんといっても【参加者のみなさんにご持参いただいた お抹茶の器】です。
写真を撮り、スクリーンに映してご紹介します。
人間国宝が作った器があれば、陶芸体験で子どもといっしょに作った器があり、
韓国のお湯呑みがあるかと思えば、萬古焼き(三重県)の湯さましがあり、
駅弁の一膳飯碗があるかと思えば、忘年会の福引きであたったお茶碗もあり、
一度にかなりの数をもとめた中の一つというのがあれば、半日くらいお店で悩んでやっと購入を決めたものもあり・・・
それぞれの器に、それぞれの物語があります。
最後のおたのしみ。
今回は、竹下あかねさん 千歳さんによるフルート演奏です。
バッハのパディネリ・・・ガーシュウィンのI got a rhythm・・・
アイルランド民謡のアニーローリーと庭の千草は、私も大好きな曲♪
美しい音の粒が土間いっぱいに響き渡り、うっとりと幸せな時間が流れました。
「今までいろんなお茶会に参加したけれど、こんな楽しいお茶会ははじめてです」と言っていただいた初参加の方。
「何を着て行こうか、どの器を持って行こうか いつも参加する前からたのしんでいますよ」と言ってくださった熱烈なリピーターの方。
遠くから近くから
熊谷家の『夏の雑もの茶会』ご参加くださいまして、本当にありがとうございました。
「ブログではいつも見てるんだけどね、実はまだ一度も参加したことないんだよね」ーという あなたも、ぜひ一度ご参加を♪
次回のお茶会は、
秋の『雑もの茶会』 10月24日(土)11:30~15:00 です。
お申し込みは 電話0854-89-9003 まで。
ご参加を、心よりお待ちいたしております。
熊谷家の夏&秋の恒例イベント 『雑もの茶会』も、6月27日で、13回目を迎えました。
今回は、地元大田市の他、宮城県、千葉県、東京都、埼玉県、愛知県、松江市、出雲市、浜田市、江津市、津和野町より、定員ピッタリ30名の方がご参加くださいました~~
ご参加くださった皆さま。 どうもありがとうございました。
今回のお料理はこちら。
第一回の雑もの茶会から、唯一変わらないーてっぱん料理【箱寿司】。
このあたりの祝い事には欠かせないごちそうでした。
30人前の盛り付け。
熊谷家伝来の朱塗りの木皿にミョウガの葉を敷き、上には赤と緑の寒天を飾りました。
お吸い物は「とびっこ」。 つまり、トビウオのたまごです。
20匹分のたまごと、ダシをとるための成魚5匹は、地元のかまぼこ屋さんに分けていただきました。
が、箱を開けてみると、たまご40匹分!成魚15匹!!の大サービス。
さらに、15匹のうち5匹もたまごを抱えていたため『とびっこまつり』状態。
青味には、オカヒジキとミョウガを添えました。
お菓子はこちら♪ ういろう生地のお菓子です。
上新粉や餅粉などを混ぜて蒸した生地で黄身餡をつつみ、初夏の訪れを告げる梅の形に。
そんなお茶会の会場となるのがこちら。
かつて、幕府巡見使の接待などに使われた奥の間です。
葦戸を立て網代を敷いた夏のお座敷。
御簾は巻き上げて鉤(こ)にかけ、床の間には季節のお花と掛軸を飾りーお客様をお迎えします。
重厚な空気とピリッとした緊張感の中はじまったお茶会も、器の紹介あたりになると、すっかりなごやかな雰囲気に。
このお茶会の主役は、なんといっても【参加者のみなさんにご持参いただいた お抹茶の器】です。
写真を撮り、スクリーンに映してご紹介します。
人間国宝が作った器があれば、陶芸体験で子どもといっしょに作った器があり、
韓国のお湯呑みがあるかと思えば、萬古焼き(三重県)の湯さましがあり、
駅弁の一膳飯碗があるかと思えば、忘年会の福引きであたったお茶碗もあり、
一度にかなりの数をもとめた中の一つというのがあれば、半日くらいお店で悩んでやっと購入を決めたものもあり・・・
それぞれの器に、それぞれの物語があります。
最後のおたのしみ。
今回は、竹下あかねさん 千歳さんによるフルート演奏です。
バッハのパディネリ・・・ガーシュウィンのI got a rhythm・・・
アイルランド民謡のアニーローリーと庭の千草は、私も大好きな曲♪
美しい音の粒が土間いっぱいに響き渡り、うっとりと幸せな時間が流れました。
「今までいろんなお茶会に参加したけれど、こんな楽しいお茶会ははじめてです」と言っていただいた初参加の方。
「何を着て行こうか、どの器を持って行こうか いつも参加する前からたのしんでいますよ」と言ってくださった熱烈なリピーターの方。
遠くから近くから
熊谷家の『夏の雑もの茶会』ご参加くださいまして、本当にありがとうございました。
「ブログではいつも見てるんだけどね、実はまだ一度も参加したことないんだよね」ーという あなたも、ぜひ一度ご参加を♪
次回のお茶会は、
秋の『雑もの茶会』 10月24日(土)11:30~15:00 です。
お申し込みは 電話0854-89-9003 まで。
ご参加を、心よりお待ちいたしております。
by kumagai-ke
| 2015-07-12 15:56
| 重要文化財